襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

失恋論

 

*かなり個人的な価値観の話だからSNSへの公開は控えたので、読んでくれているのは購読してくれている方と、検索でたどり着いた方だと思う。そういうつもりで書くので、いつもより個人的につっこんで書く。つもりだ。申し訳ない。

 

文章中に曲をいくつか紹介するからPCで読みながらそれを聴くのが一番オススメ。 ほんとは全部聞いてほしいけど、最後の一曲だけは聴いてほしい。

 

 

 

 
【伊東歌詞太郎】 しわ 【レフティーモンスターP】 - YouTube

 

 

 

「人と人が出会えば必ず別れが来る」、というのが僕の持論であり、拙い人生観だ。

 

 

 

学校の友達なら卒業とともに別れることが常だし、恋人が出来ても別れたりする。

 

 

どれだけ長く一緒にいようとも人は必ず死ぬし、夫婦だろうが親子だろうが死別のときは必ずやってくるのだ。

 

 

こういう考え方はしらけすぎているだろうか。

それとも達観ぶっているようで良くないだろうか。

 

 

 

こういう価値観はとても後ろ向きなものに見えるかもしれないけど僕はむしろ別れありきで本気でその人との出会いを喜ぶし、その日々を全力で大切にしようと思っている。

ずっと一緒にいるとのんきに構えて誰かを失ったときの絶望感を思えば、ずっとましな価値観だと思っている。

 

 

 

 

冒頭の考え方は何も大昔から持っていたのではなく、前にあった失恋のときに学んだことだ。本気で打ち込んでいたからこそ失恋は致命的だし、そのときの精神的ダメージは計り知れない。それはどちらから別れを切り出そうが同じだと思う。

失恋はつらい。苦しい。でもどうしようもない。時間は返ってこない。

 

 
藍 スキマスイッチ - YouTube

 

 

 

信じてもらえないだろうけれど、僕は失恋する半年以上前に失恋する予知夢のようなものを見ていて、擬似的にその子との別れを体験した。それは別れたあとの僕の暮らしの夢で、彼女は他の誰かと楽しそうに毎日を過ごしていて、僕は僕なりに毎日何かしらに打ちこんで充実している、という夢だった。

 

 

その夢からさめて僕は呆然としていた。「嫌な夢を見たなぁ」というよりは、「そうか」と確信した感じだった。その夢の感覚は決して「そういう未来もあるかもしれない」というものではなく、「必ず起こりえる未来のこと」として僕の心に突きつけられていた。僕はそのまま原稿用紙を引っ張り出して(当時は原稿用紙に毎日日記を書いていた)ついさきほど見た夢のこと、そしてそれがどうやらただの夢じゃなさそうだということを詳細に書いた。今でもその日記を読むと全てがシナリオ通りで驚いてしまう。

結局僕はその子に半年も経たない間に振られてしまったのだ。

 

 

別れはLINEで来て、最近喧嘩続きとかそういうのもなかったからビックリした。青信号を渡ったらトラックにはねられた感じだ。

その時僕は渋谷のスクランブル交差点近くにたっていて、携帯を握りしめたまま何も出来ずにぼんやりと人の行き来するのを眺めていた。頭が真っ白だった。

 

それから僕は彼女の母親に電話し(面識があった)、別れたこと・今までお世話になりましたということを伝えた。親友にも電話をすると程なくして迎えにきてくれた。

僕は当時わりかしヘビースモーカーで、友達が来るまでひたすらマルメラを吸い続けていた。味もなにもわからなかったけど、何をしないのが一番怖かったのだと思う。

 

ほどなくして親友が来てくれて、一緒にビールを飲んだ。何を話していたのか覚えていないけど無理してヘラヘラしていたような気がする。この日から僕の5日間が始まった。

 

一日目は親友に渋谷まで来てもらい、気の済むまで話した。彼は大学でドイツ語を専攻していて、今年の春から海外で語学を本格的に学ぶそうだ。

 

二日目は大学で一番仲の良い友達の家に泊まってまた話し続けた。彼は就職活動に多少苦戦していたものの最終的に大企業に就職を決め、生真面目に卒業制作に打ち込んだ。

 

三日目は一番仲の良い女友達の家にお邪魔してヨギティーをごちそうしてもらった。彼女は今年大学を卒業し、フリーのモデルとして活躍していくそうだ。

 

四日目は3歳のころからの幼なじみの家でうだうだしていた。彼は「起業する」と言って去年突然慶應を退学し、単身ドイツに渡って消息を断った。

 

五日目は別れた彼女と共通の友人だった女の子とカフェで話した。彼女はこれから院の試験を受けて、作家になるための準備を着々と進めている。

 



月とナイフ スガシカオ - YouTube

 

そういう具合に僕は大切な人とひとりひとり会って話をすることで自分自身を取り戻した。時間のある大学生だから成せる技だろうが、僕が失恋したことで彼らは時間をわざわざつくって僕のことを助けてくれたのだ。今でも頭があがらない。

 

 

失恋したときにどんなことを考えて何を思うのかはそれぞれ自由だけれど、失恋したことをなかったことにすることは出来ないし、かといってその人が戻ってくるわけでもない。時間は全く同じスピードで過ぎていくし、どれだけ大切な人との思い出でも少しずつ希釈されて忘れていってしまう。

 

あなたも、あなたも、あなたにとって大切なあの人も必ず別れるときが来る。それが死別ならば、ハッピーエンドかもしれない。でもきっといつか会えるって思いながらそれを楽しみに生きるのが良い。そのときに笑って再会を喜べたらもっと良いね。

僕と出会ってくれてありがとう。僕は出会いに感謝して、会っている時間の刹那刹那を大切にしたいといつも思っています。

 

 
とらドラ 『オレンジ』高音質 - YouTube

 

読んでくれてありがとう。

 

 失恋したらやっぱり「楓」でしょう。あるいは「Just be Friends

楓は秦基博&Superflyのカバー(涙飛び出るくらい凄まじい)で、Just Be friendsはGeroのカバー(ハンカチ必須)。

 

過去に手痛い失恋したり、忘れられない人がいる人は絶対聞いてほしい。ホントに両方半端ないからさ。

 


秦基博×Superfly 楓 - YouTube

 

 


【Just Be Friends】-piano.ver-を歌ってみた ver.Gero - YouTube 

 

 

 

 

 

 

 

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