襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

日本人は宗教音痴だ

 

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先日「どの宗教が役に立つか」という恐れを知らないタイトルの本を読了した。1980年代に発売された本だけれど古さを感じさせない考えさせられる本だった。 

どの宗教が役に立つか (新潮選書)

どの宗教が役に立つか (新潮選書)

 

 

 

「日本人は宗教音痴だ」というのは世界中で言われていることだ。

実際、日本人の9割は「わたしは無宗教です」などと平然と言ってのけて欧米人を驚愕させる。そして日本人はその台詞のヤバさすら自覚できない。だって音痴だからね。

 

「わたしは無宗教です」といいながら神社でお願いごとをするし(僕はなぜ日本人が"お願いごと"をするのかも理解できない。日々の感謝をするために合掌するのではないのか?)、食事の際にも手を合わせて「いただきます」も当たり前の行為だと思う。墓にも手を合わせるし、「バチが当たる」なんて完全に神仏を信じている者のセリフではないのか?そのわりに結婚式は洋風で神父の前で永遠の愛を誓ったりする。

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うーん

なんて不思議な国なんだろう。

 

 

 

たぶんこれがガラパゴスと言われる所以なのだろう。

 

 

ガラケーガラパゴスケータイ)」なんてところから聞いたことがあると思うけど、

ガラパゴスっていうのは元々「ガラパゴス諸島」っていうエクアドルの小さな国が語源になっている。潮流などの関係から周りの国との関係がほとんどなく(自然鎖国状態)その国だけで独自の生態系が生まれてしまった国のことである。

 

 

 

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日本もそれと同じで、島国なのに高い工業力と生産技術を持っているから、勝手にどんどん進化して、ケータイひとつ取っても「おさいふケータイ」「写メ」「ワンセグ」というような海外から見れば摩訶不思議な進化を遂げてしまっているのである。(今週のジャンプの「こち亀」でガラケーが扱われてる。面白かった。)

 

 

 

閑話休題

 

 

日本における宗教も同じことがいえるのではないか。日本人は世界一「宗教音痴」の国なのは間違いない。え?「そんなことない」?このブログを読んでいる方はイエス・キリストが何教を信じていたかちゃんと言えるだろうか?まさかキリスト教なんて言わないよね?仏教を開いたのはだれ?どこで?

 

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仏教にしても元々のインドのそれとはだいぶ変わってしまっていて、「葬式仏教」なんて揶揄されることもあるくらいだ。ちなみに「いただきます」も「八百万の神」も日本神道の考え方であって断じて仏教ではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「宗教」と日本で言うだけなんだかヤバい感じがする。戦後から流行した「新興宗教」の影響が強いからだろうか。「宗教やってる」みたいな、完全に悪い言い方をすることも多い。見えもしないものを信じて現実から目を背けてる危ない奴ら、とでも言いたげな風潮がある。

 

逆に「クリスチャン」に対する勘違いもやばいと思う。クリスチャンというだけでものすごい善人のレッテルを張られたりして、みんなクリスチャンが微笑みを絶やさず、自由と平等を愛している慈愛に満ちた人物と信じて疑わない。

 

 

「あの人クリスチャンなのに人の悪口を言ってるわ。信じられない。」と悪口を言ったりする。僕にはその人が信じられないのだが.......。

 

 

 

もちろん宗派によってさまざまな見解があるだろうが、聖書の通りに従えば「別に酒を飲んでも煙草を吸っても何ら問題ない」というのである。「エッ!喫煙OKなんすか!」って感じだけど、種明かしをすれば聖書ができた時代、タバコなんてものは存在しなかったのである。

 

 

冒頭に戻るけど、日本人は「わたしは宗教音痴だ」と言ってのけることに何の抵抗もない。「宗教をやってる」なんて言い方をするところから、「宗教」は「やる」ものだと思ってる。サークルか何かと勘違いしている節がある。この宇宙を作ったのは誰なのか。こんな高性能な人間を作り出したのはいったい何の意志なのか。死んだらどうなるのだろう。

「いやー生まれ変わったらサッカー選手になりたいなw」とかいう話題がよくあるけど、輪廻転生ってそんなドラクエのジョブチェンジみたいなシステムじゃないから。

 

 

宗教にまつわる記事は確かにデリケートで、間違いなく僕に扱える内容じゃないけれど、だからこそ書ける記事もあると思っている。今回は単純に問題提起として挑発的な記事を書いたので、また今度は少し掘り下げてかけたらと思う。

 

 

読んでくれてありがとう。