襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

初めての教会(上)

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正確に言うと「初めてのミサ」という表記になる。

僕は仏教徒でもキリスト教徒でもなく、かといってあえて無宗教を貫いているわけでもなく、つまりはフリーターみたいな信仰の人間だった。それでこないだから「究極の読書だ!」なんて言いながら聖書を趣味として読み始めて(無宗教の一般人が聖書を読んだら - 襟を立てた少年)、聖地巡礼だ!」と言いながらミラノへ行き、バチカン市国へ行ってきた。(せかいでいちばんちいさなくに - 襟を立てた少年

 

ポケモンで例えるとマサラタウンから「そらをとぶ」でチャンピオンロード巡っちゃった感じ。モンハンで例えるなら薬草取りにいくクエストなのにティガレックスと戦闘した、みたいな感じ。

 

 

 

とにかく"その道"の心臓部まで探検して、イタリアという国がどれだけキリスト教を根源として成長してきたのかということを学んで、「じゃあ日本でのキリスト教って何なんだろう」というのを強く思った。

 

「仏教」をきちんと信仰している人でさえ一握りしかいないこの国で、読売新聞の調査によれば世界143カ国に対するアンケートで信仰が高い国ランキングをつくったところ日本は136位。このアンケートを読んで面白かったのは、一般的に生活水準の低い国ほど「信仰が高く」(エジプト・コンゴ・スリランカ等)、生活水準の高い国ほど「信仰が低い」(カナダ・スウェーデンノルウェー・日本・香港)のだそうだ。

日本人の宗教音痴については先に述べた。(日本人は宗教音痴だ - 襟を立てた少年

ちなみに、日本のクリスチャンの数は日本総人口の2%だそうだ。これが多いのか少ないのかは個人の感じ方だろう。

 

 

閑話休題

 

 

 

僕が教会に足を運んだのは4月20日の日曜日。日曜日の午前でなければ意味がない。ミサなのだから。(ミサは週に1度のお祈り)場所は神保町にある神田教会である。

 

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僕がこの教会を選んだのにはいくつか理由がある

 

・きちんとしたカトリックの教会

・教会の見た目がイタリアの教会と同じで懐かしい

・ザビエルの聖骨があったりして歴史がある

 

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クリスチャンかユダヤ教に理解のある方ならわかると思うけど、僕はすごいタイミングに教会に来てしまったのだ。

 

その日は過越祭といって、宗教的な祝日だったのだ。旧約聖書に書いてある通りモーセユダヤ人をエジプトから解放した記念日。つまりユダヤ教の祝日だったのである。

 

 

そういうわけで教会はものすごい人だった。もう、わんさかって感じ。

それで教会の中に入ってもオロオロしてたら案内の人に席に案内して貰えた。ヨカッタ。

 

席に着くとすごい奥行きのない机と、足元に膝をつく木の板が。

奥行きの無い机は聖書をおくため"だけ"の机であり、足元の木の板は祈りのときに膝をつくためのものだった。

 

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ほどなくしてベルのようなものがなり、司教の言葉が流れた。「まもなくミサが始まります。雑談は御辞めください。」

仮にも神の家の屋根の下で神の子たちが紡ぐ会話を 「雑談」 のひと言で両断する司教の技量にビビりつつ、いや、神の前では人の口から発する音など雑談にすぎぬのやもしれん......云々。

 

元々会話する相手のいない僕はいそいそと自分の聖書を机の上に出した。でもレンタル聖書も沢山用意されていて、むしろほとんどの人はそのレンタル聖書を使っているみたいだった。それに毎回説教(宗教的な意味での説教)される聖書の部分の小冊子が貰えるから手ぶらでも何ら問題ないのだ。

 

 

つづく。

 

 

 

 

 

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