襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

マイケル・サンデルの白熱教室っぽく桃太郎を書いてみた

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桃太郎「.......では、鬼退治に対して報酬が与えられるとしたらどうだろう。例えば鬼退治に同行する対価として、僕が君たちにきびだんごを1ダース渡すとする。....はい、じゃあそこの君。」

 

犬「僕なら引き受けないと思います。」

 

桃太郎「なるほど。それはどうして?」

 

犬「鬼退治は危険が伴うし、怪我したり、下手すれば命がけです。それに対してきびだんご1ダースというのは割に合わないと思うからです。」

 

桃太郎「ありがとう。実に合理的な考え方だ。つまり彼の考えかたからすれば、労働と報酬のバランスが釣り合っていないというわけだ。お金の概念が発明される以前から、労働は報酬と対価に営まれてきた。ところで、この鬼は周辺の地域に強盗や殺人など傍若無人な悪事ばかり働いているとする。これならどうだろう。.....じゃあ、そこの君。」

 

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猿「きびだんごの報酬の他に、"鬼を退治した英雄になる"という報酬が得られることになると思います。」

 

 

桃太郎「面白い考えだね。鬼を退治するという目的がそのまま報酬になるわけだ。君は今学生かな?」

 

 

猿「はい。ケンブリッジ大学で4年生です。今職探し中です。」

 

 

桃太郎「つまり君は今職探しをしている。鬼退治を達成することによって社会的地位が得られるだけでなく、英雄としての箔がつくわけだ。ところで、君鬼退治に興味はある?」

 

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猿「ちょっとお断りしますね。」

 

 

 

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