襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

ダブルメジャー

 

 

 

6年前、僕は第一志望の美術大学の教授の話を聴くために某会場に足を踏み入れた。

そこで尊敬する知的な教授が話してくれたのが「ダブルメジャー」である。

 

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ダブルメジャーっていうのは「専門を2つ持つ」ということ。

ひとつの専門性だけで社会と対決していけば、どこかで負けてしまう。県大会で優勝しても関東大会があるし、関東大会で優勝しても全国、その次に世界があるのだ。

でも、そこにもうひとつの専門があれば、勝てない人にも勝てるかもしれない。

違う言葉を使うと、「価値観をふたつ持つ」ということ。メジャーっていうのはつまりものさしのことだ。2つの異なる価値観を持っていれば、それを切り替えて物事を多面的に見ることが出来るようになる。

 

 

例えば福山雅治は歌手であり、俳優である。そして写真家でもある。

 

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小山薫堂は放送作家。でもラジオパーソナリティもやってる。アレックス=ムートンの名でカメラマンもしている。くまもんの人っていうと分りやすいかもしれない。

 

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ところがくまもんをデザインしたのは水野学である。クリエイティブディレクター且つ准教授。

 

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ふたつの専門があると、片方が行き詰まったときに必ずもう片方が生きる。

 

あるいはダブルメジャーどころではなく、いくつもいくつも専門を取り込んで、もはやどれが本職なのかわからなくなる人もいる。そういう人は自分の名前を称して「職業は〇〇(自分)です」と威張り出す。

 

糸井重里とか、柳内道彦がそれだ。

 

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色々意見はあるだろうけれど、僕はこういった人たちは好きになれない。特に柳内道彦は駄目だ。生理的に受け付けない。どうしてデザイナーが「871569」なんていう語録を出してるんだ?何様なんだ?仕事しろ!!!と言いたくなってしまう。あくまで個人的にだけれど。

 

 

 

あくまでダブルメジャー。ひとつのメジャーに対して、それを補うもうひとつのメジャーがあるのが良い。それを理解せずに専門を増やすと、3つ4つと増えて、資格中毒みたいな状態になってしまう。そしてそれ以前に、ひとりの人間が一生のうちにそんなに多くの物を極められるわけがないのだ。それぞれの道のプロに対して失礼になってしまう。

 

 

仕事に対して、

新鮮な風を送り込むために多面的な物の見方の出来る仕事人でありたい。

 

 

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