襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

14日目:エンパイアステートビル



5時30起床。朝7時のグレイハウンドバスに乗らなければならないので早起きする。
昨晩は全然寝られなかった……。


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また地下鉄を乗り継いでノースステーションへ。ノーミスで動けたので30分前にはバススタンドへ着けた。

グレイハウンドのバススタンドっていうのは要するに主要都市であればどこにでもあるんだけど、なんだかボストンのバススタンドは若者が多くて、ハンバーガーもそもそ食べたり甲高い声で爆笑してたり、マイアミのそれとは違った。マイアミでグレイハウンド使う人はほんとにお金ないから、移動が娯楽じゃなくて手段って感じだったかなあ。



バスで5時間揺られてニューヨークへ。もうバスで5時間なんて、寝てたら着いちゃう。

懐かしいニューヨークのバスターミナルに到着。大袈裟に聞こえるかもしれないけど半年ぶりに来たような気分になった。実際には2週間だけど。




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はい、ただいマンハッタン。


寒波なのかかなり寒い。
来た当初より寒い気がする。



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昼食を取るためにカフェベーネへ。ここは前から目をつけてて、無事にちゃーんと帰ってこれたら来ようって決めてたんだ。



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ブルーベリーチーズケーキワッフルとシーザーラップとコーヒー。おいしい。至福の時。調べてみるとカフェベーネは日本にも五店舗あるらしい。帰国したらまた行ってみたい。




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ホテルへ到着。バックパックをどさりとおろす。スタッフにお金を渡す。二泊で200ドルがぶっ飛んだ。これがニューヨーク。



でももーほんとにただいまって感じ。
この時点で14時。



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リビングの机にはお客さんの置いていった旅雑誌がどっさり。地球の歩き方だけで三冊もあったよ。

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そしたらこれ!
僕の好きなポパイのニューヨーク特集が!
ぱらぱら読んでいくうちにブルックリンに行きたくなってきた。明日行ってみようかな。



16時頃体も休まってまた外へ繰り出す。



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ポパイにあった土産物屋とラーメン屋へ行くのだ。


土産物屋は雰囲気的に写真を撮れなかったんだけど、思えばお土産って選ぶの結構苦手かも。


苦手というか、不馴れなんだな。
ばらまきはチョコレートかなんか空港で買えばいいとして、問題は親しい人だったり旅を助けてくれた仲間たち。妹と親友と恋人と後輩なんだけど、一人一人趣味嗜好考えながら悩んでるとどんどんわからなくなっていく。
みんなどうしてるんだろう?


そもそも、お土産屋なんてどこの国行っても同じもの売ってるんだよな。スノードームとか置物とかライターとかTシャツとかさ。
てにはをが違うだけで文脈は同じ、みたいな。
何となくわかるだろ?自由の女神が100個くらいずらーっと並んでる横にI♥NYのTシャツが大量にかかっててさ、ヤンキースのボールが棚に並んでるわけさ。

ここから探すのか?
いや、なんか違う気がする。結局なにも買わずに店を出た。一人一人のために土産物屋でない店に入ろう。そう決めた。




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18時。
タバタラーメンへ到着。




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おおお!日本っぽい!
のれんをくぐると「いらっしゃいませー」という日本語が一斉にかかってくる。もちろん店員に日本人はいない。かといってアメリカ人でもない。店主がミャンマー人だから、東南アジア系の人たちなんだと思う。


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どこかなんか違うんだよなって感じのカウンターに座る。日本人の客が多い。




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メニューをにやにやしながら見る。なんか嬉しくってさ。

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こちらタバタラーメン。

ココナッツスープで出来ております。
東南アジアっぽいよね。

マンハッタンで日本人が東南アジアっぽい日本食食べてるんだからめちゃくちゃだよね。

まあ日本にもマンハッタンっていうラブホテルあったりするからなにも言えないけど笑

味は、まあまあでした!でもラーメンってだけでさ、ほんとにありがたかったな。




その後エンパイアステートビルへ。来た当初も真下を通ったんだけど、やっぱり登ってみることにした。


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夜景が目的なもんで、まだ薄暗くなったくらいだったからほんとはもっと暗くなってから入りたかったんだけど、ビル風がびゅうびゅう吹いてきてたまらんから入った。


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エントランスは高級な感じ。
ここからエスカレーターに乗ってチケットを買う。僕は86階までのものを買う。32ドルもするんだよ。

果たして32ドル分の景色見せてくれるのか。どーなのよ。あやしーなー。


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それから空港みたいに荷物をX線にかけて金属探知機のゲートをくぐった。セキュリティーはかなり厳重。




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ここまではがらがらだったんだけど、奧はもう人の列が凄かった。エレベーターに乗るまで20分くらい待ってた。これは早めに入って正解だったな。上についたころには真っ暗だろう。




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さすがエンパイアステートビルというか、あらゆる言語が飛び交っている。イタリア人、ドイツ人、スペイン人、中国人、日本人も四組くらい見かけた。そんな人たちとちょっと声掛け合いながらちまちま進む。

漸くエレベーターに乗って80階へ、そこから乗り継いで86階へ。耳がツッーーーン!ってなった。周りも耳が痛いのか「オオゥ」とか「アハン」とか言ってた。





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到着。ガラス張り越しに外が見える。
あ、ちょっとすごいかも。

すると扉があって、外に出られることがわかった。もーみんなケータイ持ってすごい人だかり。



掻き分けて外を見た。

瞬間











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息を飲んだ。










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それは、光の海だった。
ビルが車が街灯が、粒のような、しかし力強い光を放って、一つの大きな意思みたいに波打っていた。それが終わることなくどこまでも広がっていて、大地をオレンジ色に照らしていた。ものすごく、美しい光景だった。
100万ドルの夜景というやつだ。




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ああこれは価値があったな。来て良かったなと思った。すごかったのは、この景色が360度全部光の海だってこと。まるで大海に取り残された灯台にいるような気分になる。



人がこの街を動かしているのだ。感動した。



エンパイアステートビルを出ると21時だった。ボストンほどではないが寒い。
ポケットに手を突っ込んで足早に帰った。











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