襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

同じ本・音楽・お話を無駄と感じるのは自分が成長してないから

 

読書家には大きく分けて2つのタイプがいる。気に入った本を繰り返し何度も読み返すタイプと、次々と新しい本を読んでいくタイプだ。これは各々の読書スタイルがあるのだから自分にあったスタイルで読書を楽しめば良いと思う。

 

僕はどちらかと言えば前者のタイプで、新しい本もどんどん読んでいくけれど「これは」と思ったものは繰り返し読むタイプだ。去年読んだ本でも改めて読んでみると違うところが響いたりして新たな発見が絶えない。

 

今回のタイトルは僕の持論ではなくて、今読んでいる本に出てきた言葉だ。その本の学ぶ姿勢みたいなことに関する章にこんなエピソードがあった。

 

 

 

著者は経営者を相手に経営ノウハウを教えるセミナーを開いている。そのセミナーは定期的に毎年行っていて内容は毎回ほぼ同じものだ。ところがある社長がそのセミナーに欠かさずに出席して話を毎回真剣に聴きにきてくれる。

 

不思議に思ってある時社長に尋ねた。「私のセミナーは毎回同じ内容を喋っているのに、どうして何度も飽きずに出席されるのですか?」

社長はそれに対して「経営をしているとどんな知識でも吸収してやろうという気持になる。そういう姿勢で勉強していると、同じ内容でも毎回新しい発見が出てくる。前回はピンとこなかった部分が今回聞くと"これはあの場合に使えるんじゃないか"と閃いたりする。」と答えた。

 

 

つまり、自分が成長して物の見方が変わったり考え方が変わってきたり、あるいは新しいことにチャレンジしていると、同じものを見聞きしても違う感じ方をするということだ。

子供の頃ちっともピンとこなかったラブソングが、大人になったときにガツンと効いたりする。そういう類の経験を持つ人は少なくないのではないか。


 「またかよ」って思うものや出来事に出会ったときはただ耐えるだけでは勿体無いので、自分が成長できているかの挑戦くらいに 考えて取り組んでみてはどうだろう。