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襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

1973年のピンボール

今週のお題「行ってみたい時代」

 

 

行ってみたい時代があるとするならば、僕はピンポイントで1973年を挙げたい。

1973年は僕が初めて手にしたフィルムカメラ"Canon EF"が発売された年であり、大好きな堺雅人が生まれた年であり、村上春樹の"1973年のピンボール"の舞台の年でもある。今ちょうど観ている「晴天の霹靂」という映画も1973年が舞台。わりと最近の邦画で劇団ひとりが監督して大泉洋柴咲コウが出てるやつ。まだ最初の30分しか見てないけどね。

 

1973年にはレコードがあり、文通があり、学生運動があり、ストライキがあり、ジュークボックスがあり、Sly&The Family Stoneがあった。

行ってみたいというか、生きてみたかった。妙にアメリカナイズされた町並みを生ぬるいコーラ片手に歩いてみたかった。

 

昔はよかった..のかどうかは知らないけど、この時代は(今の我々の言う)パソコンなんてものは存在していなくて、相手に何か伝えるなら電報でも手紙でも会いに行くんでも、みんな"伝える"ことに必死だったとおもうんだよな。勝手な想像だけどさ。

 

1973年のピンボール」はお気に入りの小説の1つだ。別段ストーリーが素晴らしいわけでも味のある主人公が出てくるわけでもないのに繰り返し読んでしまうのは、1973年という時代に対する淡い憧れみたいなのがあるんじゃないかなぁと思ったりしている。

 

おしまい