襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

個展の楽しみ方

 

作品展とか個展ってインテリっぽくて素敵だけど、行っても「なんかすごかったねー」ってならない為の、僕なりの持論を述べようと思ってパソコンを立ち上げました。

 

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http://shimura-ryo.main.jp/

こちらの個展にお邪魔しました。

 

 

 

僕は美術大学で学んでいたので当然先輩や同級生の展示・作品展にお邪魔する機会がかなり多かったと思うのだけれど、その帰り道は決まって自分の将来(あるいはこれからの展望)について考えてしまう。

 

 

・自分はこのままでいいのか?

・自分がほんとうにやりたいことって何だろう?

・自分の強み・良さってなんだろう?

・自分に他になにができるだろう!

 

 

みたいなことがもやもや頭の中を駆け回って、

結果それが行動にうつったりうつらなかったりする。

 

僕は個展の作者が知り合いだろうとそうでなかろうと、少なくとも話しかけて作品の意味を尋ねたり、苦労を聞いたり、ここに至るまでどういう道のりだったのかを質問したりするようにしている。(それからこれからの展望、とか)

その時のやりとりそのものが上記の「自分は、大げさに言えば、人生設計的にこれで正しいのかい?」というヤバい自問を投げかけるきっかけになるのだ。

 

 

 

作家というのは生き方だと思う。

会社員になるとか、安定した職を得るような道をあえて選ばずに、あるいは捨ててまで自分の表現を模索して作品にしている。その熱量みたいなものを感じにいくのが個展の醍醐味だと僕は思っている。

向日葵のように目指す光に向かって真っ直ぐに生きて、結果孤独の中で苦しんだり悩んだり成功したり失敗したりしている彼らと、彼らが作り出した渾身の作品にナマで触れ合うことによって、その雰囲気にアタることができる。

 

「すごいな」→「ところでわたしは?」

というスイッチが入る。

僕はその瞬間が少し怖いけど好きだ。

 

 

「展示会でやる気を充電して次につなげる」、っていうと語弊があるのだけれど、そうじゃなくて「表現することを生きがいにした人の空気に触れることで、自分を省みることができる」っていうことなんだな。

 

「よし自分も作品つくるぞー」なんてなる必要は全然なくて、そういうことではなく「自分はやりたいことできてるかな?」と考えるきっかけづくりが出来ればそれで大成功だと思う。

 

 

作品展に行った暁にはぜひ作品を見るだけじゃなくて、作家さんと話したりしてその考え方や生き方に触れてみてはいかがでしょう!というお話でした。

 

読んでくれてありがとう。

 

 

 

 

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