襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

僕は何新聞をとったらいいのか

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突然新聞を読む人になる 原因不明

 

自分でもことの発端が掴めないまま今日まで至るが、24歳の秋、すなわち去年の10月から突然新聞を読み始めた。誰かに進められるでもなく、感化されるでもなく、何かにせかされるでもなく、せきを切ったように僕は新聞を読み始めた。

僕は実家に届く産経新聞日経新聞を毎日読むようになった。産経はコラムが面白く、日経は株価や石油の値動きみたいなことばかり書いてあって難解なイメージだった。

 

それから僕は実家を離れ、西東京で一人暮らしを始めることになり、同時に産経新聞とは無縁となった。ただし、父が僕のスマホに「日経電子版」を入れてくれたおかげで日経新聞はそれ以降も読み続けることが出来た。

一人暮らしが始まり、僕は毎日新聞をコンビニで買うことになった。おっと、「毎日」「新聞を」買ったのであって、「毎日新聞」を買ったわけではない。

 

東京新聞と僕

 

新聞は東京新聞を選んだ。「産経新聞朝日新聞は考えが偏っててヤバい」というのが、当時の(あるいは今も?)浅学無知の僕の偏見であったので、そのどちらにも該当しない東京新聞を選んだ。確か世界のジャーナリストが認める新聞、で選ばれたのが東京新聞だったと記憶している。

このチョイスはわりと良かった。まず、東京新聞はほかの新聞と比べて紙が白く、読みやすい。さらに文字も明らかに他社と比べて大きく、明快にすいすい読み進められるようになった。新聞は、すいすい読めると面白い。それでしばらく僕と東京新聞の関係は続いた。

 

 

ほどなくして不便に気づかされる。問題は新聞を買うタイミングである。

僕はサラリーマンなので、朝起きて8時には家を出て自転車で会社へ向かう。

 

そして19時くらいに家に帰ってくる。では、いつ新聞を買うのか?そしていつ読むのか?まず新聞を「とって」いないので家に新聞が届かない。だから朝新聞を読むことができない。だから僕は毎朝まず会社の近くまで通勤して、近くのコンビニで新聞を購入し、それを読むことなくカバンに詰めて仕事を始め、家に帰ってから楽しみにしていた新聞を読んだ。朝買う暇がなければ昼休みに買い、それも失敗すれば夕刊を買った。

それにしても夕刊の退屈さよ!

芸能、スポーツ、新しい映画の告知...それにちょっとしたニュースを足して薄い夕刊は完結する。これではヤフーニュースを見るのと情報の質と量は変わらぬ。しかし、その夕刊すら買えなかった日のみじめさたるや...。

 

 

読売新聞と僕

 

それで僕は新聞を「とる」ことに決めた。決めたはいいが、そのころ僕は東京新聞があまり好きではなくなっていた。好きではないというとちょっと不適当だが、リベラルなところが鼻につくのだ。まず一面を見たときに「平和の俳句」なるものが掲載されるのが良くわからなかったし、コラムも「憲法改正反対」「核のない世界を」というメッセージで溢れかえっている。それらはご立派な意見だったが、僕が読みたいのは「平和への祈り」ではなく、いま世界で起きている「政治や紛争」だった。

 

ちょうどそのころオスプレイ不時着(あるいは大破。僕はこれをあえて墜落と呼ぶ)が世間を賑わせていたころだけれど、いくら何でも東京新聞オスプレイ報道がしつこく、いつまでも一面を支配し、おまけに考え方が一面的で面白味がなく、つまりそのあたりで愛想が尽きかけていた。

 

それで僕はちょっと値は張るが読売新聞を取ることにした。各新聞社の特徴が載ったサイトをいくつか見比べて、「保守とリベラルのどちらかに偏りすぎず、ただどちらかと言うと保守」と呼ばれ、読者数が圧倒的に一番多い読売新聞を読むことに決めたのだ。

 

新聞の定期購読の仕方がわからなかったので公式サイトからお試し購読を依頼した。すると翌々日から毎朝新聞が届くようになった。これは画期的だった。

 

僕は毎朝7時に起き、コーンフレークを食べながら新聞を一通り読むことが出来た。これはかなりハッピーなことだった。「平和の俳句」は姿を消した。読売新聞は東京新聞ほど読みやすくはないが、堅実でしっかりした新聞という印象を受けた。

 

 

WSJと僕

そうして僕と読売新聞の生活は始まった。日経電子版も併せて読み続けている。「私の履歴書」は僕のお気に入りのコラムだ。今月はカルロスゴーンが書き手を務めていて毎日どきどきしながら読ませてもらっている。

 

 

 

そのころ僕は「最強の読み方」という本に出会い、kindleで読み切った。

ジャーナリストの佐藤優池上彰が対談方式で新聞・書籍・雑誌・ウェブの情報との向き合い方についてあれこれ話すような内容なのだけれどこれが無茶苦茶面白い。

 

その中で「読売新聞は安倍政権の機関紙みたいなところがある」という言葉があって「確かにそうなんだよね」とうんうん頷いた。この二人は日に新聞を11紙読んだりするのでマネしていると生活が持たないが、「新聞を2紙取って見比べること」の重要性はかなり前からぼんやりと感じていた。2紙違う考え方の新聞を取って気を付ける、というのではなく、複数の視点からひとつのニュースを見ることで物事の多面性を認識する、ことの重要性を説いているように感じられた。

 

その中で「ウォールストリートジャーナル日本版」がおすすめされていて魅力的だった。海外の視点で国際ニュースを発信しているので、海外視点の「日本はああだこうだ」というのが新鮮で面白いし、日本びいきのない国際ニュースというのはとても勉強になる。さらに、今ならWSJ日本版は3か月間100円なのだ。それで飛びつくようにWSJと契約して、今に至る。WSJ日本版は紙媒体ではなくタブレットスマホ、PCで読むものなので毎朝出勤したときに会社のPCでチェックするようにしている。

 

 

そして現状

今年の目標は「甘えを捨て勉学に励む」であった。

 

今、僕は読売新聞を定期購読しており、さらに東京新聞をお試しで取っている。

「マイお小遣いの個人予算案」が可決されれば東京新聞も購読しても良いと考えている。これに加え日経電子版を読み、WSJを欠かさず読んでいる。

これに加えdマガジンのアプリで「週刊新潮」「週刊文春」「ダイヤモンド」「アソシエ」「エコノミスト」「東洋経済」を読み、これに加え新書を中心に書籍を読んでいる。今は西田幾多郎の「善の研究」を読んでいる。

朝は30分新聞に時間を割き、夜はだいたい20時~24時の4時間ほど勉強している。どうしてか、今は情報を吸収するのが何より楽しい。とにかくそういう時期なのだから、それが肝要と認識して、あらゆる分野で知識を増やしたいと考えている。

 

 

 

おしまい

 

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