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襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

いじめ意識を予防する

 

 

 今年もインフルエンザが本格的に流行している。会社でも菌が次から次へとバトンの如く伝染していき、自分もいつかかるか気が気ではない。


 「菌」といえば、福島県から自主避難してきた女子生徒が複数の同級生から名前に「菌」をつけて呼ばれるいじめがあったという記事を読み、私はその残酷なやり方に胸がえぐられるような思いがした。福島から避難してきたことでいじめを受けるケースは今回が初めてではあるまい。昨年11月には教諭が男子生徒を「菌」と呼んでからかっていたという耳を疑うようなニュースがあった。


 海を越えてアメリカでは、イスラム教徒の生徒や移民の生徒が「テロリスト」「お前は強制送還される」などという言葉を投げつけられ、問題になっているそうだ。新大統領の発言がそれを助長しているかはさておき、いじめの感染力はインフルエンザに負けずとも劣らないようだ。


 保護者は我が子が学校でいじめられていないか不安になったことが一度はあるだろうが、我が子がいじめられる可能性だけでなく、いじめる側になっている可能性も案じるべきだ。


 いじめっ子が治る特効薬は存在しない。保護者と教師が子供と「いじめ」について根気強く話し合い、理解を深めることで初めて「いじめっ子」に感染しない健やかな強い心を育んでいくことができるのではないだろうか。

 

この記事は読売新聞の「気流」に投稿してボツったやつです。供養!

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