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襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

僕の幼児期英会話教室の記憶とハンプティダンプティーのトラウマ

 

そういえば4歳くらいのときに英会話教室に通っていた記憶がある。僕はそのころプール・英会話教室・ヤマハ音楽教室の3つの習い事をこなしていたが(我ながら多忙な幼児だ)、ヤマハ音楽教室は僕があまりにふざけて授業を妨害するので出禁になってしまった。そういうわけで、僕はプールと英会話教室に通った。

 

4歳の頃の記憶なんて当てにならないが、記憶している限りだとカルタをやったのを覚えている。先生が「クイーン」と言うと、取り札の中でお姫様が書かれたカードを取るのである。そして、取ったカードは自分で発音しないといけない。そういうわけで僕は英語が話せないくせに発音は結構良いという謎のスペックを持つに至った。

それから紙芝居も随分見た。人魚姫とか、そういう海外向けの紙芝居をひたすら英語で聞いて、でも聞いてもどうせわからないから絵で想像力を膨らませながら理解しようとした。その紙芝居も数に限りがあって、しばらく通っていると一巡してまた人魚姫からやり直すことになるんだけど、僕がその中で大嫌いだったお話がある。

ハンプティー・ダンプティーである。

 

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Humpty Dumpty sat on a wall,
Humpty Dumpty had a great fall.
All the king's horses and all the king's men
Couldn't put Humpty together again.

ハンプティ・ダンプティ - Wikipedia

 

このハンプティー・ダンプティー氏の見た目が怖かった。なぜ卵に顔があるのか。なぜ卵なのにあんなに大きいのか。子供向けのお話なのになんであんなに写実的な顔なのか。この紙芝居が始まると僕は決まって部屋の片隅にうずくまり、顔をうずめて耳を強くふさいだ。お話が終わるまで僕は部屋の片隅で貝になった。ハンプティー・ダンプティーの話があると必ず僕は貝を決め込んだので、先生はあえて僕を叱ったりしなかった。そういうわけで僕は未だにハンプティー・ダンプティーのあらすじを知らぬ。

 

ただ割とクライマックス的なところでこいつが塀から落ちるかなんかして割れちゃうのは知っている。たまたま視界に入っちゃったのかもしれない。その凄惨な結末も含めて僕はとにかくこのお話がトラウマだ。今でもあまり長い間ハンプティー・ダンプティーの顔は見たくなかったりする。

 

ところで、今回の記事を書くにあたりハンプティダンプティーのwikipediaの頁を見に行ったが、肝心のあらすじは見当たらなかった。そういうわけで僕は20年経ってもハンプティーダンプティーが何者で、どうして塀に座っていて、どうして死ぬことになったのか、それからどうなったのか何も知らないままでいる。