襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

村上春樹『騎士団長殺し』発売!

 

村上春樹の新作が明日2月24日に発売されるらしい。

 

 今月24日、村上春樹が複数巻にわたる長編としては『1Q84』(新潮社)以来7年ぶりとなる作品『騎士団長殺し』(新潮社)を出版する。大型書店などでは日付が変わると同時に発売を開始するカウントダウンイベントなども行われており、もうすっかり恒例行事となった村上春樹祭りが開かれている模様だ。

http://news.infoseek.co.jp/article/litera_5749/

 

 

重版が決まっているとかいう話を聞くと、やっぱりそのネームバリューには驚かされるね。みなさんは村上春樹の作品好きですか?僕の身の回りには嫌いな人が多いですね。回りくどい表現とか、読者を置き去りにするラストとか、無駄に多い性描写シーンとかにうんざりする人が多いのはわかる気がする。かくいう僕も、村上春樹のなかでも好きな本と嫌いな本がある。好きなのは『ノルウェイの森』『1973年のピンボール』『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』など。嫌いなのは『ねじまき鳥クロニクル』『1Q84』など。

 

というか、こういうことを言うのは恥ずかしいからあんまり言いたくないんだけど、最近の村上春樹のお話が全然わからないんだ。『1Q84』なんて発売日に買って、1を頑張って読んで、2を苦労して読んで、3を必死に読んで、僕は4を買わなかった。なんか、話がよくわからなかったし、心も沸き立たなかったし...そんな中でテレビでは本屋で『1Q84』が飛ぶように売れていて「僕はきっと馬鹿だから村上春樹のおはなしが理解できないんだ」という寂しい結論に到達した。『色彩を持たない~』もわからなかったし、『女のいない男たち』もわからなかった。

エリック・カールの『はらぺこあおむし』の方がずっとわくわくするお話だったし、ルース・スタイルス・ガネットの『エルマーの冒険』のほうが断然学ぶことが多いお話だった。間違いなく。それで、そういうわけで僕は村上春樹から離れていった。

風の歌を聴け』『羊を巡る冒険』のときのような最高にわくわくする読書体験はもう味わえないのか!といいつつ、まぁ結局買うんだけどね。新作が気になって。それにしても発売日に村上春樹を買うって、この敗北感は何なんだろうな。「ほらやっぱりお前も買うんじゃん」と本屋の陰から誰かに言われているような気がする。村上春樹の発売日にこそ、吉川英治とか読んでるのがかっこいいんじゃないかな。

そもそもこういう流行アレルギーみたいなものを持っている人は村上春樹なんて読むべきじゃないんだ。そうだ、思い出したけど僕はそもそも村上春樹が嫌いなんじゃなくて、「村上春樹が好きな人が嫌い」なんだった。思い出したよ。

 

昔の村上春樹はよかったー。1973年のピンボールの最高にしびれる1行目を残して今日の記事を終えようと思う。

 

 

 見知らぬ土地の話をきくのが病的に好きだったー

 

 

 

 

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編

 

 

 

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

騎士団長殺し :第2部 遷ろうメタファー編

 

 

 

広告を非表示にする