襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

日課のドローイング

 

一応デザイナーなので、会社でスケッチをする機会が多い。

「この照明はどうやって壁についているのか」とか「どうしてここに柱が必要なのか」とか、空間をデザインするうえでどうしても絵で説明しないといけない状況が多い。

 

それで、大学時代からなるべくドローイングは欠かさずにやろうと思っていて、本格的な練習ではないのでスケッチ力は一向に上がらないんだけど、せめてこれ以上落ちたら仕事出来なくなっちゃうから現状維持で.....と思い祈るように毎日ドローイングをしている。今日はそのドローイングノートを公開するよ。

 

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「えーたったこんなのかよ」とがっかりした方すみません....。このあとのドローイングも大抵こんなのしかないです....。楕円の練習はJRの改札機のタッチ部分をデザインした山中俊治さんが著書「デザインの骨格」で紹介していたドローイング。円と楕円はあらゆるデザイン・スケッチに応用がきく。ちなみに慣れないと楕円描くのって結構難しくて、上の写真みたいに楕円描けるようになるのに結構練習した。具体的には5年くらい楕円描いてる。

 

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だんだん精神科医の分析ノートみたいになってきたけど次は直線です。

人間は横線は得意だけど縦線は苦手みたいですね。

どうしてだかわかりますか。目が横についてるからです。

目が横についてるからワイドの動きは精度が高いけれど縦の線は弱いわけです。

だから縦線を必死こいて練習しているわけです!

僕の場合は上から下に縦線をひくと大抵右に膨らむようなぶれ方をするのでそれを補正するためにドローイングしている。ちなみにここで言う僕のドローイングというのはスケッチ以前の段階としての線の練習。いわばスケッチの筋トレです。

ジャブとかストレートとかいう前にまず腕立て伏せをしているわけです。

 

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書いている間はとにかく無心で、大抵はアップテンポの音楽を聴きながらなるべく速く、なるべく沢山を一心不乱に描くように心がけているのでかなり「無意識」が紙に出てきたりして自分でも面白い。線が重なって図形になったり、気づいたら四角を連続させて中を塗りつぶしていたりする。それらに意味はないのだけれど書くほどに線の精度があがっていく。そうそう、線の精度さえあがればいいのです。

 

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今日やった仕事が頭をよぎって、より具体的な絵になることもある。上記の絵はパソコンを配置するための展示台のアイデアスケッチ(の残存記憶)。

ボックス状の展示台にシルバーの円柱脚をつけて壁付けしてるのかな。我ながら無責任なスケッチで要領を得ない。ドローイングの派生だからいいんだけどね。

 

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身の回りにあるもの、ないものを描くこともある。お気に入りの紙にお気に入りのペンで描けたらそれがベストだけど、それがなければ別に新聞紙に鉛筆で描いたってかまわないと思っている。別に見返すものでもないし、今までものを蓄積させて「ほらこんなにうまくなったね」ってものでもないしね。

 

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突然のマキネッタのデッサン。この程度の時間では上達しないと理解しつつも、この程度でもドローイングは続けないとたちまち画力が目に見えて落ちる(ほんとうに残酷なくらいわかりやすく落ちる)ので毎日ほんの少しずつこつこつドローイングをしているのです。

 

 

おしまい

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