襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

都内のレンタル自転車を利用してみた

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都内で赤いレンタル自転車を見かけることが増えた。

少し前までこういった自転車は借りたところで返さないといけないものだと思い込んでいたんだけど、どうやら同じ区域でならどこで返してもいいらしい。普通に街を歩いていても毎日必ず誰かが利用しているのを見かける。なになに、そんなに便利なの?とちょっと気になっていた。

 

そんなある日、僕は家と会社が5kmしか離れていなくて、普段はマイ自転車で通勤しているのだけれど、その日は朝から雨だった。それで仕方なしに電車に乗って(いつもうんざりするくらい混んでいる)会社に向かった。そして仕事を終えて夕方外に出ると雨が止んでいたのだ。「あー自転車があったらな...また電車に乗るの憂鬱だな」と思った矢先、レンタル自転車の存在を思い出した。

 

それで僕は最寄りのなんとかステーションという赤いレンタル自転車が大量に止まっているところまで行き、タッチパネル式の登録機を操作した。

 

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これがすごい代物で、クレジットカードさえあれば手順通りに操作していけば簡単に登録することができる。(確かスイカやパスモでもできるけど僕はその方法で登録していないので割愛する)5分ほどで登録が完了する。

 

よし、これで俺も赤い自転車族の仲間入りだ!

僕は颯爽とレンタル自転車の後ろについている端末にクレジットカードをかざし、30分の料金を払った。150円税別で30分超過するごとに150円追加される仕組みだったと思う。会社から家までは自転車で20分だから、160円の交通費ということになる。これは電車の運賃と同じ額だった。

自動で鍵が解除される。ガチャン!

 

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えっもう乗れるの?乗っていいの?

あまりのスマートさに、テクノロジーの素晴らしさにたじたじする。

 

普段スポーツタイプの自転車に乗り慣れているので癖で自転車を少し持ち上げてみる。そしたらむちゃくちゃ重い。ママチャリの1.5倍くらいの重さがある。よく見るとバッテリーのようなものがついている。「レンタル自転車って電動なのかよ!」と驚いた。

 

電動自転車にちゃんと乗るのは生まれて初めてだ。結構緊張する。

自転車に跨ってペダルを踏み込む。

うぉぉ、サドルが低い...一番高くなっているはずなんだけど男性だと結構サドルが低い。足の踏み込みに対して、確かにほんの少し「アシスト」されているような感じで力が加わるのがわかる。これがアシストか...。なんだか楽しくなってにやける。

やたら重心の低いレンタル自転車の操作に慣れてくると手元の操作スイッチに目がいった。左手の近くにマッサージチェアのリモコンのようなものがついていて、小さなモニターと細かなスイッチがいくつもついている。モニターには90%と書いてあって、ライトと電動アシストの電池残量をさしていることがわかる。モード切り替えを押すとその画面が現在の時速や残り利用可能距離が表示されたりして結構便利だ。

 

それからその脇には電動アシストを司るスイッチ群がついていて、「エコ」「標準」「強い」という3つの段階のボタンが用意されている。現在は標準になっている。どうしてこんな風に別れているのかがよくわからない。アシストしてくれるんだったらいつも「強い」にしとけばいいんだこんなの。えいやっと迷いなく「強い」を押す。時速40kmくらいに加速しちゃうんじゃないかという恐怖が一瞬頭をよぎったが、確か電動アシスト自転車がアシストしてくれるスピードの範囲は法律で上限が決められているのでそんなことには決してならないのだと思い出した。結局スピードはちっとも変わらず。時速25kmくらいをキープして漕ぎ続けた。

 

ほどなくして赤信号に捕まる。ブレーキをかけながら減速して止まる。

ブレーキもちゃんと聞いていい感じだ。乗り物をシェアするって不安な感じだったけど、少なくとも僕が乗った自転車は新品みたいに清潔でしっかり機能してくれた。

それにしてもこの自転車たぶん20kgくらい重さあるけど全然それを感じさせずにスムーズに走るよなぁ。あ、それがアシストの恩恵なのか。じゃあなんだ、アシストのために自転車が重くなって、それを解消するためにアシストがオンになっているのか?それってなんか堂々巡りというか、意味ないんじゃないか?

そんなことをごちゃごちゃ考えているうちに信号が青になった。

 

おっと思ってペダルに足をかけて軽く踏み込んだ。そうしたら「ぐいっ」と音が聞こえてきそうなくらいの加速Gが腰から胸にかけてかかった。びっくりした。自転車がまるで原付バイクみたいに急激に加速したのだ。どうやら電動アシストを「強い」にすると、ペダルひと踏みで時速20kmになるくらいのアシストが得られるらしい。この感覚はちょっと今までにないものだった。

 

それから坂に入る。斜度8%くらいある。今までと変わらない無理のない力でペダルをそよそよとふむ。それだけでアシストが力を貸してくれてグイグイ進む。どんな漕ぎ方をしても時速15kmから落ちようとしない。アシストすごい...!!でもちょっと怖いくらいの初速だ。そう、最初のひと踏みの加速が暴力的だった。これがちょっと危ないというかオーバースペック気味だからスイッチで段階が決められているのかもしれないな。

 

 

そんなこんなで楽しみながら家に近くにつき、イオンの前の専用駐輪場で自転車を返した。返すときは自転車の鍵をかけて「ENTER」ボタンを押すだけだ。モニターに「施錠」という表示が出た。返すときはクレジットカードすら不要だった。

すぐにメールが来て、自転車の返却済み通知をお知らせした。最後まですごい機能だと思った。

 

 

今回初めてレンタル自転車を活用したわけだけど、ちゃんとカゴもついているし、アシストの力がすごいからどんな服装でも好きなところにいける気がする。価格も安価だし、何より同じところに返さなくていいのが本当に気が楽で素晴らしい。

またぜひ利用したいと思った。

 

 

おしまい