襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

所有に関する僕の3箇条

 

僕はミニマリストではないし、なることもできまいと思う。

なにせものが好きだからな。お買い物も好きだし。

ただ、人よりも捨てるのは容赦ないタイプだと思うし、人よりかなりものは少ないと思う。具体的には持ち物は多分300個は切ってると思う。プチミニマリストというべきか。断捨離アンの方が正しいのかもしれない。

 

僕がものを持つことに関する基準が

3点あるのでここに書き留めておく。

 

家電持たない主義

主義というほど大仰なものではないが、家電が好きになれないのでほとんど持っていない。ケトルとアイロンが唯一の生活家電ではないかと思う。一応大学は工業デザインを卒業しているのだけれど....。

電子レンジとか。冷蔵庫とか。炊飯器。テレビ。エアコン。

持つことを考えると正直ゾッとする。

 

僕は今25歳で独身なのだけれど、そういう家電は家庭を持ってからでいいと思っている。多分その背景として僕は子供の頃から親がよく引越しをしたので、家電がいかに面倒で厄介なものなのかを知っているというのがあると思う。だから僕は家具備え付けの家にしか住まない。家電を所有したくないからだ。

というか、そもそも同じところに長い間住むことに魅力を感じない。だいたい2,3年住んでいれば飽きてくるし、ずっと同じところに住んでいると知らないうちに部屋がものだらけになってしまうので換気する意味合いでちょこちょこ住まいは変えたい。そしてそういう引越し願望を持っている人間に家電は向いていない。

 

先ほど僕は工業デザインを専攻していたということを書いたけれど、当然だから僕はプロダクトの造形はきにするタイプだ。ケータイがあれば角の仕上げを気にするし、椅子があれば接合部部分や背もたれの材質が気になる。

当然世の中にはより良い電子レンジやより良い冷蔵庫のデザインをしている工業デザイナーが日夜頑張っていることは理解するけれども、それでも「家電なんてなんでもいい」という意識がどこにもあって、いわゆる「白物」「箱物」に対する僕意識はノーデザインだ。冷蔵庫は冷えればよくて、取っ手の形にこだわりはないし、色もどうでもいい。紫でも虹色でもものが冷えればいいや。そういうこだわりがないジャンルのものに対してお金を払うか、となるとやはり払わない。そういう思考回路故に僕は家電を持たない。

 

納得したい主義

ロードバイクは最高だ。レース競技のために設計されたマシンなので、全ての機能が合理的に用意されていて、それに乗ってスピードを出すとすごく気持ちがいい。ロードバイクに乗る楽しさは「合理的なものに乗る快感」みたいなところにあるのではないかと思うほどだ。

納得したものを使いたい。納得のいかないものは持っているだけでストレスになる。

例えば、ちょっとインクの出力が悪いがまだ使えるボールペンとか。僕だったら速攻でゴミ箱行きだ。逆に、僕は普段万年筆で手紙を書くのだけれど、きちんとインクを足してあげればずっと使うことができる。使うごとにペン先のニブが馴染んできてすごく「納得できる」だから、この場合の納得したいっていうのは、単純に合理性とか経済性とか効率性に重点を置いているのではなくて、僕自身が納得して使う気になるかどうかが重要なのだ。だから僕は「まあ仕方ないか」と思いながら使っているものが一つもない。

 

 

勿体無いと思わない主義

例えばちょっと穴が空いたTシャツがあったとして。

みっともないから外では着れないような状態だとして、でも捨てるのは勿体無いと思う。まだ着れるし、近くのコンビニに行く程度だったらバレないかも。あるいは、寝巻きにしてもいいと思う。そうやってごまかしごまかし使っていって、洗濯するごとに「もうさすがに捨てようかな」「まあでも洗っちゃったしもう一度だけ着るか」を延々と繰り返す羽目になる。そういうのが僕は嫌なのだ。

ものを捨てるのは勿体無くない。そのTシャツが2000円だったとして、それを捨てると2000円を捨ててしまうような気持ちになる。でもそれは間違っている。あなたが2000円を捨てたのは2000円を払った瞬間だ。

すでに物質に変わってしまったものには価格ぶんの価値はない。もちろん電子機器とかギターとかであれば売却の余地があるだろうが、基本的に我々はそれを買った時に「勿体無い」ことをしているのであって、買った後のものを捨てて勿体無いと思うのはなんだか筋違いだ。

 

 

 

以上3点を心がけて生活していると普段からものが少なくて済む。

ものが少ないとメンテナンスする機会が減る。電池を入れたり、部品を外して掃除したり、磨いたり、修理センターに電話したり、そういった発展性のないことに時間をかけるのに僕は全面的に反対する。そういう時間は極力0にしたい。壊れたら捨てて新しいものを買いたい。そのために僕は元からものを少なくしている。

 

上記の3つはあくまで僕が自然にしている時の意識を買いたものであって、「これを守り抜くぞ」と意気込んで頑張っているわけではないので悪しからず。

とにかく、来月に引越しをするのだけれど無事、車1台が1往復でで事足りそうで僕は大変に安心しているのであった。

 

 

 

おしまい