襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

仕事の質が向上するたった1陣の風

 

mixiか何かでバトンってあったなぁ。確かmixiか何かで。

バトンっていうのはブログにおいて、とあるお題があって、それに対して自分なりに答えて、次は誰に答えて欲しいのかを最後に付け足すことで同じ質疑応答を次に紡ぐ、みたいな遊びだった。確か。

 

このタイトルは友人のブログ(正確にはブログではない)の記事を拝借したものだ。

拝借というか、略奪したというか。人が持っていたバトンを奪い取って駆け出したような気分もするが、人と同じタイトルで記事を書くということを一生に一度くらいやって見たかったので許して欲しい。

 

 

仕事の質が向上するたった一陣の風

「仕事の質が向上するたった一陣の風」などという常套句は地球上には存在しない。友人によって先日生み出されたフレーズだ。「仕事の質が向上するたった〜」までが手垢がつきまくった常套句で、後半に「一陣の風」というそもそも聞く機会の少ない言葉がくっついていることで新鮮な感じになっている。僕なんかは「一陣」と言われて「一塵じゃないのか」と疑ったりして調べたけど「一陣」が正しい。

 

 

 

 

「仕事の質が向上するたった一つの方法」であれば、例えば時間を測るとか、ショートカットキーを全部覚えるとか、何かしらの革新的なスキルが提示されるべきだと思うのだけれど、一陣の風となるとまた異なる解決法が期待される。

ましてや風である。

 

まとまった風のイメージ。

 

びゅう!

 

 

 

風は目に見えないんだけど、エネルギーだ。

向上する風となれば、それは僕の背からやってきて進行方向に吹き抜ける。前進を促すプラスのかたまり感のあるエネルギー。自転車に乗っていると追い風が最高に気持ちいい。「漕いでないのにグイグイ進んじゃう!」っていうのは追い風のおかげだ。そういう、「漕いでないのに!」感があるな。一陣の風には。

 

 

仕事の質の定義

順番が前後するが、「仕事の質」とは。

質っていうのはクオリティーのことだ。品質。質感。材質。

質と量、と言われるようにこの二つは対照的な存在だ。だから、「10分に1つのメールを送っていたのが、10分に5つも送れるようになりました!」っていうのは仕事の質が向上した感じがしない。それは「仕事がいっぱいできるようになった」だけであって、質とは言わない。質っていうのはもっと捉えどころのない漠然としたものだ。結果としてすぐに黙視することができないものだ。ノルマとか売り上げとか統計ではなく、信頼とか感謝とか誠実とか、そういうものに「質」は似合う。

 

それはすぐに効果がでるインスタントなものではなく、ともすればちょっと地味で、「なんだそんなの」って感じで、そのくせ実践してみると確かに自分の仕事を、実務とは別のチャンネルから、かたまり的に後押ししてくれるものだ。

そういうものを考えて見た。僕の考えた「仕事の質が向上するたった一陣の風」とは。

 

 

 

 

 

相手に話すときに相手の名前を添える。

相手に感謝するときに「ありがとうございます」だけでなく、「佐藤さん、ありがとうございます」と言ってみる。「それメールで送ってください」じゃなくて、「吉田さん、それメールで送ってください」と言ってみる。

 

自分の名前を呼ばれると嬉しい。特に、大事な用事じゃないとき。取るに足らない用事(それ取って、とか、ちょっときて、とか)の時こそ名前を添えられると丁寧な印象を受ける。また、ちゃんと自分に、自分のためだけに用意された言葉を投げられた気持ちになる。これって、結構嬉しいんだ。そよ風みたいに。

これを毎日続ける。

そよ風は集まって、いずれ一陣の風になる。

 

ちょっとした丁寧の、心遣いの連続が信頼をつくる。「あの人はなんか丁寧で感じがいいから、まあ手伝うか」と言われる人になる。これが結果として仕事の質を向上させるというわけだ。

 

ぜひ試して見てください。

 

 

おしまい