襟を立てた少年

生きるのが楽しくて楽しくて仕方がない人へ

【ベトナムバックパック1日目】タンソンニャット国際空港

 

 

 

飛行機は普通に快適だったが、6時間というと長いようで短い。

午前4時くらいに機内食が出て美味しく平らげる。これは朝ごはん換算なのだろうか?

 

午前6時頃、国際空港に到着。

日本との時差は2時間で、日本の方が進んでいる。税関を抜けるときに「帰りのチケットは?」と言われて慌てて出す。出すときに8....7.....6.....5......4.....ってカウントダウンされてめっちゃ焦った。あれタイムオーバーしたらどこかに連れて行かれるのだろうか?それはないか。多分列の最後に回れって言われるんだろうな。

 

空港の入り口で頼みの綱のSIMカード売店がやってないことが判明する。

そりゃそうだ。まだ朝の6時なのだ。

 

 

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それでも両替の窓口は開いていて邦人は片っ端からここに並んで日本円をベトナムドンに変えた。両替の係員は綺麗な若い女性が1人で、日本円を受け取り、数を数えてから電卓でちゃんとレートを見せながらベトナムドンの金額を提示した。それから人生ゲームみたいに並べられたベトナムドンの束から手際よく札束をめくって、整えてからこちらに寄越した。

 

どれを受け取った日本人のみなさんが「おおすぎー」と「金額が大きすぎてわかんないよなー」とか言いながらお金の確認をしている。僕は280万ドンくらい受け取ったと思う。

 

 

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ベトナムドン紙幣は全部で10種類もあって、
全てホーおじさんなのですごく判別しづらい笑

 

 

 両替はできたがSIMカードは入手ならず.....!

ここにきてスマホ難民の出来上がりである。

まじかここから電波なしか.....。

 

 

 

 

 

 

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それから空港を出るとエントランスのところに既にタクシーとその運転手が大量に待ち構えていて、ちょっとそばを歩こうものならすごい勢いで英語で話しかけてくる。タクシーを見渡すと見るからに怪しげなものから、ガイドブックに載っているような大丈夫そうなものまでまちまちだった。
ただ僕は今回の旅行で極力タクシーを使いたくなかった。値引き交渉も慣れていないし、そもそも物価がわからぬ。日本人ならちょっとくらいぼったくってもいいだろうという向こうの言い分も理解できるから多めに払う羽目になりそうだなとks、料金交渉が済んで走り終えてから覆されたりすっとぼけられるのも不愉快である。

 

 

 

そんなあなたに市街地バス!

なんとホーチミンシティの中心地に50円でいってくれるのである。152番バス停はすぐに見つかる。

既にバスは来ていて、ベトナム人の角刈り運転手は眠そうにタバコをふかしている。

 

僕が英語でホーチミンシティーの中心地あたりに行きたいと英語で告げるとベトナム語で「むにゃむにゃ!」と言ってくる。えーっ英語通じないのかよ!

仕方がないのでその場で日本語版ガイドブックのホーチミンシティーの地図部分を破いて、それを差し出して行きたいところを指差す。すると運転手がしばらくそれを見た後にそれを他の骸骨みたいな運転手に見せてむにゃむにゃ!と言うと相手は得心したように頷いた。このバスは2人体制で運転しているらしい。おそらく運転に集中する角刈りと、料金を集める骸骨で役割を分担しているのだろう。

 

 

1万ドンだと言われる。えっとえっとえーーーっと....??

と計算しているうちにもういいから乗れと言われる。先払いか後払いかと英語で尋ねてもしっしって感じで乗らざるを得ない。

 

バスに乗って靴を片方脱ぎ、中敷を外して、先ほど両替したうちの半分をそこにしまい込む。

残りの半分をさらに半分にして片方を首から下げた袋へ、もう片方は財布に入れた。

それからさっきの1万ドンについて考える。100で割ってから2で割れば日本円になるはずだ。

そしたら50円だった。なあんだ。

どうしても「テンサウザン」と言われると高い!って身構えちゃうけど、このあたりの感覚はそのうち慣れるんだろうか......。

 

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それからバスが出発。その辺の駐車場でおばさんたちが扇片手に太極拳みたいなことしてる。

それから役所みたいなのが見えたと思ったらいきなりすごいクラクションが聞こえた。

 

 

公道に交流したのだ。

すごい。まるで濁流のように大量のバイクバイクバイク。バイクの中をバスが泳いでいるみたいだ。

 

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バイクは99%がスクーターで、お互い手を振るくらいの感覚でクラクションを鳴らしてぐんぐんと突き進んでいく。溢れかえるエネルギイって感じだ。

バイクに乗せてもらってるアオザイの女性を見かける。うわあめっちゃかわいい。

 

 

 

 

 

 

 

 

街中にはよくベトナムの国旗がかかっていたが、旧ソビエトの国旗も多く見られた。

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びっびー!! びーーーーー!bbbbbb!

いちいちビクビクするがみんな上手い具合に譲ったり抜かされたり怒ったりして事故らない。

バイクに乗っている人が結構マスクをしているのが印象深かった。

 

 

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バス停には3分おきくらいに停まって人が降りたり乗ったりする。地元の人間の利用が多いみたいだ。外人は見たところ自分しかいない。みんな手慣れた手つきで1万ドンを払っていく。当たり前か。こっちで言ったら210円払うようなものだもんな。

 

乗っていると誰かが叫び出す。うぇいうぇい!

するとほどなくして叫んでない人が降りていく。

どうやら降りたい人がいるときに別の人が「こいつここで降りたいってよ!」と伝えているらしかった。

 

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途中で家電屋とかビルがたくさんあったんだけど日本企業のものが非常に多かった。

三菱電機、三井住友、ソニーTOTO.....それらに見とれていたらファミマがあった。両替屋とタバコ屋に挟まれて普通に開店している。そしたらミニストップもあった。すごいな...品揃えどうなってるんだろう。

 

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バイクと騒音が限界まで増えたところで角刈りがこちらを振り返り、にゃむ!と言った。

ここで降りろと言うことらしい。慌てて荷物を担いでバス停で降りる。

 

 

 

 

 

 

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どこだよ!!!!!!!

いやいやいやいや!!

 

 

 

 

先ほど破いた地図を広げる。

さっそくバイクが一台近づいてきて「どこいきたいんだ!?」と英語で聞いてくる。

ノーテンクスだぜ。電波がなくてもこっちには英検3級程度の語学力と地図があるんだからな!

 

 

 

 

バイクを追っ払って地図を見る。

 

 

バスに乗る前に僕は言った場所の通りに下ろしてくれていたとしたら

ここは統一教会と中央郵便局があるあたりであるはずだ。でもここはそんなものは何もない。

バイク族に支配された三軒茶屋みたいな景色だ。

 

 

 

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辺りを見回すとバス待ちの人が目につく。

同い年くらいの女の子が多い。........聞いてた通りベトナム人ってほんと美人多いよな...。

じゃなくて、勇気を出して近づいて英語で中央郵便局がどこかを訪ねる。女の子は困ったようなはにかんだような表情で首を振る。おおふ....。

もっと簡単な英語できいてみる。

地図を突き出して WHERE IS HERE?? これでどうだ。

 

 

 

 

 

 

 

女の子はさらに困ってにゃむにゃむと言った。ベトナム語超かわいい。

超かわいいけど何言ってんのかわかんない。

 

超可愛くて何言ってんのかわかんないのと、超ブサイクだけど正確に教えてくれるのどっちがいいだろ。いや今はどう考えても後者だろう。馬鹿か。

とりあえずサンキューと言って離れる。女の子はホッとしたような感じでほどなくしてバスに乗って行った。今夜家族に「今日知らないアジア人に道聞かれてマジわけわかんなかった~。」みたいに話すのだろう。それもいいだろう。ベトナム美女に、幸あれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

2人目もだいたい同じだった。

簡単な英語で場所を聞く。英語わからない。

にゃむにゃむ。

 

 

3人目の時に僕はガイドブックの巻末にある指差しベトナム語みたいなやつで「ここはどこですか?」 

と聞いてみた。その子は指差した言葉を理解してくれたが今度は地図がわからない。当たり前だ。地図の主要な場所は全部日本語で書いてあるんだから。主要な場所を発音しようにもベトナム語は六音で中国語のように言語の音程で意味を伝えるので発音しても伝わらない。そしてネット難民につき翻訳ツールも使えず。てごわーい!

 

地図を諦めた子が一言「ドンコイ」と言った。

ドンコイ...ドンコイ通りか!

 

彼女に礼を言って別れを告げ地図をもう一度見る。じゃあ仮にここがこの辺だったとして...

一度サイゴン川へ出ることにした。川に出れば道と方角の感覚が掴めるし。

それからしばらくドンコイを彷徨する。1時間で5回くらいバイクに話しかけられた。

結構初っ端から日本語で話しかけてくる輩が多い。

 

コンチワーコンチワー!ゲンキ?

イツキタノ。ドコイキタイ?

 

 

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初めは挨拶に答え、それなりに応対しながら振り払おうとしていたのだけれどとにかくしつこい。

にこにこしながらバイクで並走して話しかけてくる。ヤスイヨードコイク?

あああああうっとおしい!

 

そのうち僕は何語で話しかけられても黙って首を振るか、無視するかを選ぶようになった。

ちょっとかわいそうな気もするけど地元民を見るとみんなそんな風に対処してるし、無視されたオッさんも全然傷ついてなくて諦めてそのまま去っていく。

 

 

 

 

 

 

 

途方にくれていたときに道端のコーヒー屋のおばさんがハローと声をかけてきた。

なんか感じの良だそうな人だったのでその店でミネラルウォーターを購入する。50円也。

 

その人はほんのちょっと英語がわかりそうだったので地図を広げて散々やった通り道を聞くとおばさんは老眼鏡を取り出して装着し、僕の地図を回転させながら現在位置を検討し始めた。

ちょっとかかって、here!!と言ってとある一点を指さした。

Here. ドンコイにゃむにゃむ。にゃむにゃむにゃむだーわー。

 

 

 

後半はわからなかったけどすごく助かった。

後になっておばさんの教えてくれた地点は道が一個違うということが判明するが、それでもこの人のお陰でかなり位置がわかってきた。

 

 

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しばらく歩いていると統一教会前の大通りにたどり着いた。

ようやく現実と地図と脳内が一致してきた。

 

 

 

すると大通り沿いにスタバがあるではありませんか!

わーいスタバだ!

 

 

 

事前リサーチによればスタバはどの国でも同じサービスを提供しているためベトナムでもスタバ価格は相変わらずだが外国人に人気なのだそうだ。

 

 

迷わず入ると店員が流暢な英語で注文を聞いてくる。

 

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くぅぅーーっ!英語がありがたいぜーっ。

アイスコーヒーを注文してテラス席で飲む。

外は9時。2時間ほど歩き回ったのか。(ちなみにこのあと3時間歩き続けた)

 

 

スタバのレシートにワイファイのパスワードが印字されている。

嬉々としてスマホを取り出してインターネットに接続。僕の情報力が5000億倍くらいに跳ね上がる。

 

会社のメールをチェックしたりLINEを返したりしてからgoogle mapを確認する。とにかく予約している宿に行かなくては。gmailで宿から何時くらいに着きそうか連絡くださいと丁寧な英語で書いてあったので12時くらいに行きますと返す。かなり余裕を持ってその時間にしたつもりだったが結局12時ぴったりについたのであった。

 

 

宿へは全部徒歩だったがとにかくバイクの量が多くて信号のない横断歩道なんて命がけである。

地元のベトナム人はバイクの間を縫うようにしてスイスイ進んでいくのになあ。

 

そんなこんなで無事宿に着いた。

道中あまりに空気が悪いので僕もマスクを買った。サークルkで150円だった。

 

 

 

 

 

宿はドミトリーで700円だった。

受付の人は聡明な女性で完璧な英語を話した。そして美しかった。

となりに後輩なのか妹なのかアシスタントの子がいて、またその子も堀北真希のような清純な感じなのだが、その子が部屋を案内してくれた。鍵はカードタッチ式で、ドミトリーは6人部屋。でも今夜は3人しかいないそうだ。堀北真希の案内が終わった。カムオン、とベトナム語で感謝を告げるとはにかむように笑った。ベトナム人ははにかむように笑うものなのかもしれない。

 

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そして僕は倒れるように寝た。

2時間くらい爆睡した。部屋は僕が一番乗りだったので他には誰もいなかった。

 

起きたとき時計を見ると16時をさしていてびっくりしたが、

これは日本時間だったので実際には14時だった。

 

 

それから荷物をロッカーに入れて手ぶらで外を出る。

お金とパスポートは首から下げてシャツの中に隠しているのでこれならひったくりの心配がない。

リュックを背負っていた時よりずっと客引きも減って過ごしやすい。

 

 

それから僕は街中を観光して、スマホショップで無事SIMカードを購入。

7・5gbで750円だったんだけど、これって7・5gbまで使えるってことだよな?

購入後スマホを店員さんに渡したら設定まで全部やってくれた。結構手順が多くて大変そうだったから自分じゃ無理だな。

 

スマホショップは入るときも出るときも女性がドアを開けてくれた。VIPみたいな気持ちになる。ポケットには1500円分のドンしか入ってないくせに。

 

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 言い忘れたけど昼も夜もフォーを食べた。

フォーおいしい。優しい味がするし、やろうと思えばいくらでもスパイシーにできる。

まわりのヨーロッパバックパッカーが箸を使えずにいる中で完璧に端を使いこなすの至高。

 

 

 

 

 

 

夕方からポツポツと雨が降り始めたので急いで宿に戻る。

それからシャワーを浴びて(あったかいお湯がちゃんと出て本当いいいい宿だと思った。)

あとはドミトリーの同室のフランス人と喋ったりエントランスのところで談笑しているドイツ人のおっさんたちと喋ったりして有意義な時間を過ごした。

 

 

今はこうしてブログを書いたり、写真を整理したりしている。

ベトナムでカメラを堂々と出すのって本当にリスキーだけどなるべく写真はとって行きたい。

 

 

 

これから明日の宿をとりまーす笑

 

 

 

 

おしまい