襟を立てた少年

まだ間に合う 世界は素晴らしい

kindleと紙の本の使い分け方

 

kindleが手放せない。

とりあえずkindleがあればなんとかなる。

 

それはもう僕にとっては正直端末である必要がない。

kindle端末も持っているし、タブレットにもスマホにもkindleは入っている。

だから僕にとってkindleっていうのはプラットフォームである。プラットフォームでしかない。くしゃみをすればいつでも駆けつけてくれるハクション大魔王とか、いつでも来てくれる筋斗雲とか。そんな存在。

 

 

 

 

自分は本が好きだってあんまり思わないんだ。例えば本屋の新しい小説が平積みにされてても全然わくわくしないし、「読んでごらんよ」とおすすめの小説を貸されてもそんなに心躍らない。

 

ただそれでも「読むべき本が世の中には多すぎる」という意識がすごく強い。

自分はあまりにも無知で未熟なので、ほんとうは小学校の教科書から順番に読み直したいくらいだけど、それだと時間がいくらあっても足りないので実行はしていない。でも高校の日本史の教科書は一度すべて読み直した。

それが直接役に立ったわけではないけれど、一番基礎の部分を復習したという自信にはなった気がする。

 

 

 

そういうわけで僕は「読まなくちゃ」という衝動に従って本を読んでいる。

だから基本的に僕にとって読書は娯楽ではなくて学習なのだ。

 

毎日複数の本を並列して読んでいると頭の中がまざってぐちゃぐちゃになってくる。

そして僕はそれを楽しんでいる節がある。

 

信号待ちのときにぼーっとしているとふと「あの本のあそこの部分って、違う本のあの個所と関連性があるのでは」とひらめいたりする。

 

そういったときに、日ごろから読書をキンドルでしているとすぐに検索して本を読んで該当箇所を検証することが出来る。まあそういうことをしないにしても、並行して複数冊の本を読んでいる人はキンドルを使ったほうがいい。重いから。

 

 

自分のバイブル、というほどではなくても、いつも手元に置いておきたい本も山ほどある。具体的には「アドラー哲学」「7つの習慣」「勉強の哲学」「森の生活」「WORK SHIFT」など。あと辞書も手放せなくて、学生時代はいつも鞄に2冊以上の辞書を鞄に入れていたのでずいぶん肩を痛めたけれど、今は電子辞書があるのでそういうことにはなっていない。

 

 

 

キンドルに移行して、読書のステージが紙から画面に完全に移ったかというとそうではない。僕はキンドルと紙の読書を使い分けている。わりと目的的に。

 

 

 

深く読むべき本やさらっと読んでおけばOKな本など、本にもいろいろな種類がある。大抵の本は一度読んでおけばいいのだが、たまに「これはじっくり読まないと理解できない」「これはすごく自分にとって大切なので丁寧に読まなくては」という本に出会う。

 

 

僕は購入できるものであればほぼすべての本をキンドルで購入するので(そうでもしなければすぐに本だなが一杯になってしまう)、そういった「深読みすべき本」との出会いもキンドル上で発生する。

 

僕はそういうとき、紙の本をAmazonで改めて購入するのである。

そして紙の本が届く前にキンドルで本を読み切ってしまう。

 

そして改めて紙の本で2週目に入るのである。

 

 

なぜそんなことをするのか。

もったいない。確かにもったいない。

2冊目の本は特典がついているわけでもなければ、表紙が違うわけでもない。完全に同一の内容である。

 

紙の本を買いなおす理由を一言で言うと「書き込みたいから」である。

僕は本当に吸収しなければならないと感じた本と出合うと、まずはその紙の本を入手し、そして色ボールペンとラインマーカーを傍において、片っ端から書き込みながら読書をする。

 

それは完全に勉強の姿である。

重要なところ、頭に入れておきたいところにはラインマーカーを施して、自分が思ったことやヒントになるようなことはガンガンボールペンで書き込んでいく。

 

最初はなんか悪いことをしているようでなかなかできなかったけれど最近は容赦がない。「おもしろい」とだけ書き加えたりする。

嘘みたいなことだけれど、そうしたときはものすごく頭に入る。記憶に残る。

 

おそらく、書き込むという能動的な作業が読書に介入することによって僕はその本に「参加する」ことができるのではないかとおもう。

それは学校の授業で、延々と先生がしゃべっている授業よりも、生徒が当てられるかもしれない授業に参加したほうが勉強になるのと同じで、「じぶんだったらどうだろう」という当事者意識が読書時の効果を飛躍的に上昇させるのだと考える。

 

 

 

そういう風にして僕はキンドルと紙の本を行ったり来たりしながら読書を続けている。ざっくり言えば読むべき本をキンドルでどんどん読んでいき、「これは」というものに出会ったときにそれを紙の本で買いなおして書き込み、自分の糧にする。そういったところだろうか。

 

 

Kindle Paperwhite Wi-Fi、ブラック

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おしまい