襟を立てた少年

まだ間に合う 世界は素晴らしい

スマホがバキバキになりました

 

諸君、タイトルの通りだ。

 

僕のスマホはそりゃもう見事にバキバキになったんだ。

 

 

 

新宿の西口、信号待ちで「さっきのライン返事しなきゃな」って思ってスマホを取り出したらするっと!逃げ出すようにするっとスマホが手からこぼれ落ちて無情にそれは東京のアスファルトに叩きつけられたんだ。

 

もしここが鹿児島の砂浜だったら、もしここが函館の雪原だったら、もしここが鳥取砂丘だったら....そんなたくさんの"If"がこの一瞬で頭をよぎった。

 

でも"もし"はない。

 

スマホは角から地面に叩きつけられ、そしてバウンドしてまた別の角を打ち付け、勢い余ってさらにもうワンバウンドして3つ目の角に傷をつけた。

 

(今3バウンドしたな..)とドキドキしながらスマホを拾い上げる。

 

周囲からは「あーあの人スマホ落としてお気の毒に」という控えめな視線をムンムンと感じる。僕はそれをはねのけるようにできるだけクールに装った。でもだいたいスマホ落とした人って平静装ってクールに拾うよね。

 

落としてる時点で超ダサいのに。

 

信号が青になる。

とりあえずスマホを片手に横断歩道を歩き始める。

 

バキバキである。

ひびが左上から右下までスパーンと入っていて、いや、それだけではなくてもう、あらゆる角度からバキバキだ。3バウンドしたのがよくわかる割れ方だった。

 

 

保護シートを貼っていたので割れた画面が溢れてくるようなことはなかったが、シートがなかったらもう破片がポロポロ崩れてくるような案件だなこれは。

 

 

電源をつけて軽く操作してみる。操作には特に問題はない。画面がやたらと見づらいだけで。先ほどしようと思っていたラインを打ち込む。それから今の画面をスクリーンショットして友人に送り「たった今スマホの画面割れちゃった!見て、こんなにバキバキ!」と打っておいた。

 

 

もちろん冗談だ。

スクリーンショットでは割れた画面は見れない。

 

 

 

おしまい