襟を立てた少年

まだ間に合う 世界は素晴らしい

JTB旅行券の夢

f:id:andy0330:20180820221427p:image

 



 

 

 

会社のイベントで幸運にも「JTB商品券」なるものを手に入れた。要は旅行券である。

 

 

 

 

僕の手元には今2万円分の旅行券がある。

もちろん、換金するのも良し。

しかし、誰がなんと言おうが今は旅行券だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

旅行券には夢がある。

これは大人がせっせとマイルを貯めるのと同じ原理であろう。要は本当に行くかどうかではなく、「行こうと思えば行ける」という今が気持ちいいのである。

 

 

 

2万円分だとどこへ行けるのだろう。

僕は飛行機の料金を調べながら行ける範囲を調べた。そうしたら、シーズンのど真ん中でなければ北海道から沖縄までどこへでも行けることがわかった。飛行機で。2万円で、人は日本中行って帰ってこれるのだ。それは僕にとってかなり心踊る事実であった。

 

北海道もいい。このシーズン最高の避暑になるだろう。沖縄もいい。前から計画するのではなくて、唐突にそんなところに行ってしまうというのがたまらない。

 

沖縄なら東京から2時間で行くことができるみたいだ。ということは、日帰りで沖縄っていうのも可能なのだ。朝、東京を出発して、午前中に沖縄に到着、昼にソーキそばを食べて、沖縄のビールを飲みながら市場を物色して、午後はビーチで泳いだり、波打ち際を歩いたり写真を撮ったりして、夕方は海に落ちる夕日を眺めながら読書でもして...。日が落ちたら空港に戻って、その日撮った写真を眺めながら飛行機に揺られて、夜に東京に帰ってくる。

 

 

いい。

 

あえて泊まらないのがいい。

 

その、夢のような1日がいい。

うそみたいな、あっという間のこと。

「あーあ帰らなきゃなぁ」という感傷に浸る暇もないほどの刺激!

 

 

旅行券は物質的にはただの紙切れだけれど、

ここまで僕は胸を躍らせて様々な夢を語ることができる。しばらくはこれでいい夢が見れるから、まだこれは財布の中にとっておこうっておもう。

 

 

おしまい